“ゆつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ユツ
語句割合
56.5%
21.7%
8.7%
4.3%
五百箇4.3%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「叔父さん」と子供はあとを見送りながら呼んだ。「そんなに急がないで、ゆつくりおきよ、ワシントンはもう死んぢやつてるんだよ。」
「うむ、君一人位だつたらうにかならん事もなからう。今日はまあゆつくり遊んでくさ。」
まへらないか美登利みどりさんのところを、れは今朝けさからさがしてるけれど何處どこゆつたかふでやへもないとふ、廓内なかだらうかなとへば
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
身上しんしやうもあんときかんぢやよくなるしね、兄弟中きやうでえぢういまぢやりせが一ばんだつてつてつとこなのせ、お内儀かみさんあれなら大丈夫でえぢよぶだからつてゆつれあんしたつけが婿むこ心底しんていくつてね、爺婆ぢゝばゝあげつて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「おとつゝあゆつたのかねえゆつたのか」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
河上かはかみ五百箇ゆつ磐群いはむらくさむさずつねにもがもな常処女とこをとめにて 〔巻一・二二〕 吹黄刀自
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あまはら富士ふじ柴山しばやまくれときゆつりなばはずかもあらむ 〔巻十四・三三五五〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)