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行
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ゆつ
ふりがな文庫
“
行
(
ゆつ
)” の例文
お前は知らないか美登利さんの居る処を、己れは今朝から探してゐるけれど
何処
(
どこ
)
へ
行
(
ゆつ
)
たか筆やへも来ないと言ふ、
廓内
(
なか
)
だらうかなと問へば
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
前
(
まへ
)
は
知
(
し
)
らないか
美登利
(
みどり
)
さんの
居
(
ゐ
)
る
處
(
ところ
)
を、
己
(
お
)
れは
今朝
(
けさ
)
から
探
(
さが
)
して
居
(
ゐ
)
るけれど
何處
(
どこ
)
へ
行
(
ゆつ
)
たか
筆
(
ふで
)
やへも
來
(
こ
)
ないと
言
(
い
)
ふ、
廓内
(
なか
)
だらうかなと
問
(
と
)
へば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
むゝ
美登利
(
みどり
)
さんはな
今
(
いま
)
の
先
(
さき
)
己
(
お
)
れの
家
(
うち
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
つて
揚屋町
(
あげやまち
)
の
刎橋
(
はねばし
)
から
這入
(
はい
)
つて
行
(
ゆつ
)
た、
本當
(
ほんとう
)
に
正
(
しやう
)
さん
大變
(
たいへん
)
だぜ、
今日
(
けふ
)
はね、
髮
(
かみ
)
を
斯
(
か
)
ういふ
風
(
ふう
)
にこんな
島田
(
しまだ
)
に
結
(
ゆ
)
つてと、
變
(
へん
)
てこな
手
(
て
)
つきをして
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“行”の意味
《名詞》
(ギョウ)文書等において、縦方向または横方向に連続した文字の並び。
(ギョウ)(数学)行列および行列式における横方向への並び。対義語列。
(ギョウ)(仏教)修行。
(ギョウ)(仏教)心の働きが一定の方向に作用していくこと。意志作用。五蘊のひとつ。
(コウ)ある場所へ行くこと。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“行”を含む語句
歩行
流行
行為
行方
行動
執行
膝行
飛行
行逢
遊行
行路
通行
勤行
同行
御行
行懸
行歩
微行
柳行李
一行
...