“行(ゆつ)” の例文
お前は知らないか美登利さんの居る処を、己れは今朝から探してゐるけれど何処(どこ)へ行(ゆつ)たか筆やへも来ないと言ふ、廓内(なか)だらうかなと問へば
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お前(まへ)は知(し)らないか美登利(みどり)さんの居(ゐ)る處(ところ)を、己(お)れは今朝(けさ)から探(さが)して居(ゐ)るけれど何處(どこ)へ行(ゆつ)たか筆(ふで)やへも來(こ)ないと言(い)ふ、廓内(なか)だらうかなと問(と)へば
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
むゝ美登利(みどり)さんはな今(いま)の先(さき)己(お)れの家(うち)の前(まへ)を通(とほ)つて揚屋町(あげやまち)の刎橋(はねばし)から這入(はい)つて行(ゆつ)た、本當(ほんとう)に正(しやう)さん大變(たいへん)だぜ、今日(けふ)はね、髮(かみ)を斯(か)ういふ風(ふう)にこんな島田(しまだ)に結(ゆ)つてと、變(へん)てこな手(て)つきをして
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)