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ギヤウ
ふりがな文庫
“
行
(
ギヤウ
)” の例文
此爲來りを何時となく、女たちの咄すのを聞いて、姫が、女の
行
(
ギヤウ
)
として、この野遊びをする氣になられたのだ、と思つたのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
此爲來りを何時となく、女たちの咄すのを聞いて、姫が、女の
行
(
ギヤウ
)
として、この野遊びをする氣になられたのだ、と思つたのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此
(
コノ
)
為来
(
シキタ
)
りを何時となく、女たちの
咄
(
ハナ
)
すのを聞いて、姫が、女の
行
(
ギヤウ
)
として、この野遊びをする気になられたのだ、と思つたのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これで大和も、河内との境ぢやで、もう魂ごひの
行
(
ギヤウ
)
もすんだ。今時分は、郎女さまのからだは、
廬
(
イホリ
)
の中で魂をとり返して、ぴち/\しく居られようぞ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
これで大和も、河内との境ぢやで、もう魂ごひの
行
(
ギヤウ
)
もすんだ。今時分は、郎女さまのからだは、
廬
(
イホリ
)
の中で魂をとり返して、ぴち/\しく居られようぞ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
これで
大和
(
ヤマト
)
も、
河内
(
カハチ
)
との境ぢやで、もう魂ごひの
行
(
ギヤウ
)
もすんだ。今時分は、郎女さまのからだは、
廬
(
イホリ
)
の中で魂をとり返して、ぴち/\して居られようぞ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何の訣とも知らず、社日や、彼岸には、女がかう言ふ
行
(
ギヤウ
)
の様なことをした、又現に、してもゐるのである。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何の訣とも知らず、社日や、彼岸には、女がかう言ふ
行
(
ギヤウ
)
の樣なことをした。又現に、してもゐるのである。
山越しの阿弥陀像の画因
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何の訣とも知らず、社日や、彼岸には、女がかう言ふ
行
(
ギヤウ
)
の樣なことをした、又現に、してもゐるのである。
山越しの弥陀
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
鳥取地方には、今も「刈り上げ祝ひ」の若衆の宴をにへと稱へて居る。羽前庄内邊で「にはない
行
(
ギヤウ
)
(?)」と言ふのは、新甞の
牲
(
ニヘ
)
と見るより寧、にへなみの方に近い。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
なつては居ても、
物珍
(
モノメ
)
でする盛りの若人たちには、口を塞いで
緘默行
(
シヾマ
)
を守ることは、死ぬよりもつらい
行
(
ギヤウ
)
であつた。刀自らの油斷を見ては、ぼつ/″\話をしてゐる。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
なつては居ても、
物珍
(
モノメ
)
でする盛りの若人たちには、口を塞いで
緘默行
(
シヾマ
)
を守ることは、死ぬよりもつらい
行
(
ギヤウ
)
であつた。刀自らの油斷を見ては、ぼつ/″\話をしてゐる。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此は
勿論
(
モチロン
)
、貴族の家庭では、出来ぬ掟になつて居た。なつては居ても、
物珍
(
モノメ
)
でする盛りの若人たちには、口を塞いで
緘黙行
(
シジマ
)
を守ることは、死ぬよりもつらい
行
(
ギヤウ
)
であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
時々頭を
擡
(
モタ
)
げると、いつも此少年の目に触れた。大学病院へ通つてゐましたか、ぐらゐの話を、人みしりする私でもしかけて見たくなつた程、好感に充ちた
無言
(
ムゴン
)
の
行
(
ギヤウ
)
であつた。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
後期王朝に到つては、「無言の
行
(
ギヤウ
)
」或は寧「沈黙遊戯」と言つた内容を持つて来てゐる。此語が、ある時期に於て、神の如何にしても人に託言せぬあり様を表したのではあるまいかと思はれる。
「しゞま」から「ことゝひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“行”の意味
《名詞》
(ギョウ)文書等において、縦方向または横方向に連続した文字の並び。
(ギョウ)(数学)行列および行列式における横方向への並び。対義語列。
(ギョウ)(仏教)修行。
(ギョウ)(仏教)心の働きが一定の方向に作用していくこと。意志作用。五蘊のひとつ。
(コウ)ある場所へ行くこと。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“行”を含む語句
歩行
流行
行為
行方
行動
執行
膝行
飛行
行逢
遊行
行路
通行
勤行
同行
御行
行懸
行歩
微行
柳行李
一行
...