“ゆこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 見い、それまで先ず辛抱したまえ」とて是よりおよそ二十分間ほど立たれど細君は出来いできたる様子なし目「是だけ待て出て来ねば此上待つにも及ぶまい、来たまえ、さアゆこう」
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
ず浅草の観音様へ参って礼拝らいはいを致し、是から何処どこゆこうか、うしたらよかろうと考えるうちに、ふと胸に浮んだのは勇治ゆうじと云う元屋敷の下男で、我が十二歳ぐらいの頃まで居たが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)