“あないじや”の漢字の書き方と例文
語句割合
案内者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝ネピを發してテルニイにいたりぬ。こは伊太利疆内きやうないにて最も美しく最も大なる瀑布ある處なり。われは案内者あないじやと共に、騎して市を出で、暗く茂れる橄欖オリワの林に入りぬ。うるほひたる雲は山巓さんてんに棚引けり。
案内者あないじやは茶いろの頭巾
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)