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モノ
ふりがな文庫
“
者
(
モノ
)” の例文
迫身
(
ハクシン
)
ノ
刀気
(
トウキ
)
ハ盤石ヲ貫ク、心眼察スル
者
(
モノ
)
則
(
スナワ
)
チ
豪
(
ゴウ
)
——鐘巻流の
奥品
(
おうぽん
)
にある。その刀気を感じたらしい。で、寂然と動かなかった。
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
コレラ
一万
(
イチマン
)
ノ
正直
(
ショウジキ
)
、シカモ、バカ、
疑
(
ウタガ
)
ウコトサエ
知
(
シ
)
ラヌ
弱
(
ヨワ
)
ク
優
(
ヤサ
)
シキ
者
(
モノ
)
、キミヲ
畏敬
(
イケイ
)
シ、キミノ
五百枚
(
ゴヒャクマイ
)
ノ
精進
(
ショウジン
)
ニ
魂
(
タマシイ
)
消
(
キ
)
ユルガ
如
(
ゴト
)
ク
驚
(
オドロ
)
キ、ハネ
起
(
オ
)
キテ、
兵古帯
(
ヘコオビ
)
ズルズル
引
(
ヒ
)
キズリナガラ
書店
(
ショテン
)
ヘ
駈
(
カ
)
ケツケ
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
父は、
男壯
(
ヲトコザカリ
)
には、
横佩
(
ヨコハキ
)
の
大將
(
ダイシヨウ
)
と謂はれる程、一ふりの大刀のさげ方にも、工夫を凝らさずには居られぬだて
者
(
モノ
)
であつた。なみの人の竪にさげて佩く大刀を、
横
(
ヨコタ
)
へて弔る佩き方を案出した人である。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
祖父
(
オホヂ
)
武智麻呂
(
ムチマロ
)
のこゝで亡くなつて後、父が移り住んでからも、大分の年月になる。父は
男壯
(
ヲトコザカリ
)
には、
横佩
(
ヨコハキ
)
の
大將
(
ダイシヤウ
)
と謂はれる程、一ふりの大刀のさげ方にも、工夫を凝らさずには居られぬだて
者
(
モノ
)
であつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
祖父
(
オホヂ
)
武智麻呂
(
ムチマロ
)
のこゝで亡くなつて後、父が移り住んでからも、大分の年月になる。父は
男壮
(
ヲトコザカリ
)
には、
横佩
(
ヨコハキ
)
の
大将
(
ダイシヤウ
)
と謂はれる程、一ふりの
大刀
(
タチ
)
のさげ方にも、工夫を
凝
(
コ
)
らさずには居られぬだて
者
(
モノ
)
であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“者”の意味
《名詞》
(もの)(動作の主体となる)人。
(出典:Wiktionary)
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“者”を含む語句
使者
拙者
従者
強者
卜者
同伴者
芸者
労働者
亡者
医者
巧者
何者
役者
痴者
案内者
幸福者
読者
達者
田舎者
馭者
...