“苦悶(もが)” の例文
おつぎは一杯(ぱい)を汲(く)んでひよつと顧(ふりかへ)つた時(とき)後(うしろ)の竹(たけ)の林(はやし)が強(つよ)い北風(きたかぜ)に首筋(くびすぢ)を壓(お)しつけては雪(ゆき)を攫(つか)んでぱあつと投(な)げつけられながら力(ちから)の限(かぎり)は爭(あらそ)はうとして苦悶(もが)いて居(ゐ)るのを見(み)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)