“連印”の読み方と例文
読み方割合
れんいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盗賊どろぼうなんのと云うものではございません、名前までお明し申す程でございますから、お得心下されば、これから主人の所へまいりまして、両人で連印れんいんの上拝借します
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
(三)は金港堂きんこうどう優勢いうせいおされたのです、それでも経済けいざいの立たんやうな事は無かつたのです、しからうおほくしてをさむる所がきはめて少いから可厭いやつてしまつたので、石橋いしばしわたし連印れんいん
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
かぞたて那樣成あのやうなる名主は役に立ずと連判れんばんを以て組頭へ差出せしにより組頭くみがしら種々いろ/\なだめ扱ひけれども勿々なか/\一同承知しようちせざればやむを得ず領主りやうしゆ役場やくばへ申立て惣内は名主やくあげられたり扨又惣百姓連印れんいん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)