“相連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいつらな37.5%
あいつら25.0%
あひつらな25.0%
あいなら12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方やや高き丘、花菜の畑と、二三尺なる青麦畠(あおむぎばたけ)と相連(あいつらな)る。丘のへりに山吹の花咲揃えり。下は一面、山懐(やまふところ)に深く崩れ込みたる窪地(くぼち)にて、草原(くさはら)。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
北国の春の空色、青い青い海の水色、澄みわたった空と水とは藍を溶(とか)したように濃淡相映じて相連(あいつら)なる。望む限り、縹緲(ひょうびょう)、地平線に白銀の輝(ひかり)を放ち、恍(こう)として夢を見るが如し。
しかしてたとへば岸より立ちさながら己が食物(くひもの)を見しを祝ふに似たる群鳥(むらどり)の、相連(あひつらな)りて忽ち圓を作りまた忽ち他(ほか)の形を作る如く 七三—七五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ひときわすぐれて目立ちたる定遠(ていえん)鎮遠(ちんえん)相連(あいなら)んで中軍を固め、経遠(けいえん)至遠(しえん)広甲(こうこう)済遠(さいえん)は左翼、来遠(らいえん)靖遠(せいえん)超勇(ちょうゆう)揚威(ようい)は右翼を固む。西に当たってさらに煙(けぶり)の見ゆるは、平遠(へいえん)広丙(こうへい)鎮東(ちんとう)鎮南(ちんなん)及び六隻の水雷艇なり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)