“あひつらな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相連66.7%
相聯33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしてたとへば岸より立ちさながら己が食物くひものを見しを祝ふに似たる群鳥むらどりの、相連あひつらなりて忽ち圓を作りまた忽ちほかの形を作る如く 七三—七五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
鰯雲といふは、鰯などの群るゝ如く点々相連あひつらなりて空に瀰るものを云ふなり。晴れたる日の夕暮など多く見ゆるなるが、雨気を含むものにや。さては水まさ雲と同じかるべし。
雲のいろ/\ (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
粋様と侠様とが相聯あひつらなつて、当時の文士の理想となりしも、怪む可き事にはあらず。