“一品”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひとしな55.9%
いっぽん29.4%
いっぴん8.8%
いつぴん2.9%
いつぽん2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一品”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
忠左衛門は、公儀への口上書を差出す時に使用する新しい白扇一つと、ほかにもう一品ひとしな、副将としての采配を帯びていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まさに一言もねえ、あの中で一品ひとしなも盜られねえのは親分だけでせうよ。石原の親分が、煙草入れをやられたのは大笑ひさ」
一品いっぽんみやのお姿にも劣らず、白く清らかな皮膚の色で、以前より少しおせになったのがなおさらお美しく見せた。
源氏物語:54 蜻蛉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「いちど吉田一品いっぽんの腹をきかねば、死にきれぬ。側近第一のきょうが、なんで、みかど以下、われら同志のものを、蹴おとしたか」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
最後の一品いっぴんは桃色の吸取紙であったが、それには三千子の指紋がある外には、別に注意すべき点もなかった。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「うん旨けりゃそれでいい訳だ。しかしその旨さが十銭均一の一品いっぴん料理とおんなじ事だと云って聞かせたら亭主も泣くだろうじゃないか」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一品いつぴん文字もじさびしく、くもり、
霜夜 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
桓武天皇様の御子に葛原かづらはら親王と申す一品いつぽん式部卿の宮がおはした。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)