“深心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんじん66.7%
じんしん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深く信じて居るのみならず私に対しても深心しんじんに信用を置いて居るものですから——殊に旅行券を持って居るものですから——その言うところを
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
わが国にむまれんとおもわんものは。三種さんじゅの心をおこしてすなわち往生す。なにをか三とする。一には至誠心しじょうしん。二には深心しんじん。三には廻向発願心えこうほつがんしんなり。三心を具せるものは。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
至誠心しじょうしんと申候。この心のまことにて。念仏すれば臨終に来迎らいごうすという事を。一心もうたがわぬ方を。深心じんしんとは申し候。このうえわが身もかのつちへむまれんとおもい。行業ぎょうごうをも往生のためとむくるを。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)