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蓴
読み方 | 割合 |
じゆん | 33.3% |
ねぬなわ | 33.3% |
ヌナハ | 33.3% |
澄まさば
宜かるべけれど
夫すら
彼の
人見捨てゝは
入り
難かるべしとてつく/″\と
打歎けど
人に
見すべき
涙ならねば
作り
笑顏の
片頬さびしく
物案じの
主慰めながら
我れ
先づ
乱るゝ
蓴の
戀はくるしき
物なるにや
成るとは
見えて
覺束なき
人の
便りを
水たまる
依網の池に
蓴くり
延へけく知らに
堰杭つく
川俣の江の
菱殻の刺しけく知らに、我が心し いや
愚癡にして(大鷦鷯命——日本紀)