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愚直
ふりがな文庫
“愚直”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぐちよく
57.1%
ぐちょく
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐちよく
(逆引き)
平次も二の句が
繼
(
つ
)
げません。この
愚直
(
ぐちよく
)
らしい下男は、實に自分の恥を隱さうともしない程の男だつたのです。
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
知らぬと云者なり主人主税之助は惡人ながら又
愚直
(
ぐちよく
)
の處もあり其方は
此期
(
このご
)
に及でも
未
(
いま
)
だ運の
盡
(
つき
)
たるとは思ずや此越前守が見る處
汝
(
なんぢ
)
は
勿々
(
なか/\
)
立派
(
りつぱ
)
なる惡黨成れど一度
帶刀
(
たいたう
)
もせし身なればサア
武士
(
ぶし
)
らしく白状なし名を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
愚直(ぐちよく)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぐちょく
(逆引き)
自分のそんな
野暮
(
やぼ
)
なまじめを繰り返しても
居
(
い
)
なかったが、
今朝
(
けさ
)
の逸作が竹越氏に対する適応性を見て、久しぶりで以前の
愚直
(
ぐちょく
)
な自分を思い出した。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「もう分った。われながら、おれはあまり
愚直
(
ぐちょく
)
すぎた。よろしい、李司馬がその気なら、おれにも俺の考えがある」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愚直(ぐちょく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“愚直”の意味
《名詞》
愚直(ぐちょく)
馬鹿正直なこと。また、そのようなさまや人。
(出典:Wiktionary)
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“愚直”で始まる語句
愚直者
検索の候補
愚直者
“愚直”のふりがなが多い著者
作者不詳
谷崎潤一郎
吉川英治
岡本かの子
野村胡堂