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とんち
ふりがな文庫
“とんち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
頓智
77.3%
頓知
22.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頓智
(逆引き)
「お父さん、それ
頓智
(
とんち
)
の問題じゃないのですか。ほんとうに火がもえなくても、ただ口さきの頓智でうまく答えればいいのじゃないのですか」
智恵の一太郎
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
まるで竹童の手から
狐火
(
きつねび
)
がふりだされるようだったが、いつもの
頓智
(
とんち
)
に
似
(
に
)
ず、蛾次郎がふところにある
水性
(
すいせい
)
のふせぎ
独楽
(
ごま
)
に気がつかず、ただ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とんち(頓智)の例文をもっと
(17作品)
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頓知
(逆引き)
「シーニュ(白鳥)にはシーニュ(合い図)がわかる。」と市民はその
頓知
(
とんち
)
を得意そうに言った。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
これはただ
仮面
(
めん
)
かぶりと
頓知
(
とんち
)
の天才、法律的ごまかしの天才なんだからね——してみれば、なにも特に驚くにゃ当たらない! いったいこんなのがあり得ないことかい? だが
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
とんち(頓知)の例文をもっと
(5作品)
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