“頓服剤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とんぷくざい50.0%
ねつさまし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蚊帳かやの外のランプに照らされた清三の顔は蒼白あおじろかった。せきがたえず出た。熱が少し出てきたと言って、まくらもとに持って来ておいた水で頓服剤とんぷくざいを飲んだ。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
アンチピリンの(頓服剤ねつさましの)、粉末ふんまつのやうに——
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)