“いちいふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一揖75.0%
一邑25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としも告げ、一揖いちいふをして
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
と互に一揖いちいふする。
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
竹原は広島の東十里に在り煙火蕭条の一邑いちいふにして頼氏の郷里たり。春水の始めてつかふるや当時藩学新たに建つに会し建白して程朱ていしゆの学を以て藩学の正宗となさんと欲す。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
材能あるものは登用して政府の機務を処理することゝなれり。而して材能なきものと雖も、一村一邑いちいふに独立したる権義の舞台となりて、個人的の自由を享有するものとなれり。