“一邑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちいふ50.0%
あるむら25.0%
ひとむら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹原は広島の東十里に在り煙火蕭条の一邑いちいふにして頼氏の郷里たり。春水の始めてつかふるや当時藩学新たに建つに会し建白して程朱ていしゆの学を以て藩学の正宗となさんと欲す。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
東晋の仏陀跋跎羅ばーどらと法顕共に訳せる『摩訶僧祇律』三十二にいわく、仏舎衛城にいます時、南方一邑あるむらの商人八牛を駆って北方倶哆くしゃ国に到り沢中に放ち草を食わしむ
その九日の今一つの特徴は、それが一邑ひとむらの戸外の祭というよりも、家の中の歓喜であったことで、これはただ食料の最も豊富な時だから、飲食を以て儀礼の主要部とした結果であった。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)