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一揖
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いつしふ
ふりがな文庫
“
一揖
(
いつしふ
)” の例文
俺は新聞でその事を知つて居た。田村が俺と向ひ合つて腰をすゑて俺に
一揖
(
いつしふ
)
したから、俺はからかつてやつた。
畜生道
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
稚兒
(
おさなご
)
が
母
(
はゝ
)
よぶ
樣
(
やう
)
に
差
(
さし
)
まねぎつ、
坐敷
(
ざしき
)
にも
入
(
い
)
らではるかに
待
(
ま
)
てば、
松野
(
まつの
)
は
徐
(
おもか
)
ろに
歩
(
あゆ
)
みを
進
(
すゝ
)
めて、
早
(
はや
)
く
竹椽
(
ちくえん
)
のもとに
一揖
(
いつしふ
)
するを、
糸子
(
いとこ
)
かるく
受
(
う
)
けて
莞爾
(
にこやか
)
に、
花莚
(
はなむしろ
)
の
半
(
なかば
)
を
分
(
わ
)
けつゝ
團扇
(
うちわ
)
を
取
(
と
)
つて
風
(
かぜ
)
を
送
(
おく
)
れば
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“一揖”の意味
《名詞》
軽く一礼すること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
揖
漢検準1級
部首:⼿
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥