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一揖
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いっしゅう
ふりがな文庫
“
一揖
(
いっしゅう
)” の例文
筒井は腰を折って
一揖
(
いっしゅう
)
した。男もちょっと頭をこころもち下げるようにして、それぞれの渡舟に乗りこんだ。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
老婆をずいと押しやりながら、あっさりと
一揖
(
いっしゅう
)
していいました。
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
翌日
(
あくるひ
)
、四年前と同じように、淀の川尻から舟に乗ったが、ふしぎに
生絹
(
すずし
)
にうやうやしく
一揖
(
いっしゅう
)
をするものがあった。占うことを自分の好きでやる、例の愁いのある額をしている男であった。
荻吹く歌
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
“一揖”の意味
《名詞》
軽く一礼すること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
揖
漢検準1級
部首:⼿
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥