“言放”の読み方と例文
読み方割合
いひはな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまから其樣そんなよわつては駄目だめだ、んでも今夜こんやはあの深林しんりん眞中まんなかあか覺悟かくごだ。』と元氣げんきよく言放いひはなつて立上たちあがり、つかれたる水兵すいへいかわつて鐵車てつしや運轉うんてんはじめた。
申立通したりとかされば平澤村には先觸さきぶれ來れば又れいの澤の井の調しらべなるべし是迄これまでの通り村中すこしも存じ申さずと言放いひはなし懸り合に成ぬ樣に致事第一なりと申合せ役人やくにんの來るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わが脊子せこよ君も物憂しかること言放いひはなつまで狂ほしきかな
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)