“いひはな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言放80.0%
云放20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが脊子せこよ君も物憂しかること言放いひはなつまで狂ほしきかな
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
美事みごと言放いひはなつて襦袢じゆばんそで
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
御出しなさいとははたからも云れぬなり若旦那にも存じ寄りありといはれし故にもかくにも離縁状は出されぬから何れとも御前方の存分ぞんぶんになさるがよいこゑあららかに云放いひはなしたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以てねがふべきはずなりそれ然樣さやうの事もなく夫故それゆゑいとまは出し申さずと云放いひはなしければ大岡殿それは何を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)