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言放
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いひはな
ふりがな文庫
“
言放
(
いひはな
)” の例文
『
今
(
いま
)
から
其樣
(
そんな
)
に
弱
(
よわ
)
つては
駄目
(
だめ
)
だ、
何
(
な
)
んでも
今夜
(
こんや
)
はあの
深林
(
しんりん
)
の
眞中
(
まんなか
)
で
夜
(
よ
)
を
明
(
あか
)
す
覺悟
(
かくご
)
だ。』と
元氣
(
げんき
)
よく
言放
(
いひはな
)
つて
立上
(
たちあが
)
り、
疲
(
つか
)
れたる
水兵
(
すいへい
)
に
代
(
かわ
)
つて
鐵車
(
てつしや
)
の
運轉
(
うんてん
)
を
始
(
はじ
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
申立通したりとか
然
(
され
)
ば平澤村には
先觸
(
さきぶれ
)
來れば又
例
(
れい
)
の澤の井の
調
(
しら
)
べなるべし
是迄
(
これまで
)
の通り村中
少
(
すこ
)
しも存じ申さずと
言放
(
いひはな
)
し懸り合に成ぬ樣に致事第一なりと申合せ
役人
(
やくにん
)
の來るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
わが
脊子
(
せこ
)
よ君も物憂し
斯
(
か
)
かること
言放
(
いひはな
)
つまで狂ほしきかな
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
と
美事
(
みごと
)
に
言放
(
いひはな
)
つて
噛
(
か
)
む
襦袢
(
じゆばん
)
の
袖
(
そで
)
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
態
(
わざ
)
と
元氣
(
げんき
)
よく
言放
(
いひはな
)
つて、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
首筋
(
くびすぢ
)
を
抱
(
いだ
)
いた。
二名
(
にめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は
淋
(
さび
)
し
氣
(
げ
)
に
顏
(
かほ
)
を
見合
(
みあは
)
せた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
彼是御邊申さるゝからは
詮方
(
せんかた
)
なく此趣き江戸表へ
早々
(
さう/\
)
達し申さんと
言放
(
いひはな
)
しければ勘解由大いに驚き先々御待ち下さるべし全く金子を
惜
(
をし
)
むに非ず此上は
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
仰
(
おほ
)
せに任すべしと早速金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
然
(
しか
)
らば、
君等
(
きみら
)
は
或
(
ある
)
時期
(
とき
)
まで、
此
(
この
)
島
(
しま
)
に
滯在
(
たいざい
)
せねばなりません。』と
斷乎
(
だんこ
)
と
言放
(
いひはな
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
友
(
とも
)
とし
樂
(
たのし
)
みゐるこそ樂みなれと
最
(
いと
)
物堅き長三郎が
回答
(
いらへ
)
に
膠
(
にべ
)
なく
言放
(
いひはな
)
すに忠兵衞今は
詮方
(
せんかた
)
なく是ほど迄に勸めるに
承引
(
うけひく
)
景状
(
けしき
)
あらざるは世に
偏屈
(
へんくつ
)
なる若旦那と
霎時
(
しばし
)
呆
(
あき
)
れて居たりしが
屹度
(
きつと
)
意
(
こゝろ
)
に思ひ附く事や有けん
膝
(
ひざ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出