“放言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうげん50.0%
25.0%
はうげん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫が死ねば、妻もまた自然に死ぬ! 夫の放言ほうげんが今死にのぞんで、始めて合点がてんがいった。夫はいつか、こんなことの起るのを予期よきしていたのか知れない。あたしもここで、いさぎよく死を祝福しましょう!
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
擦った揉んだの最中に巡的だ、四角四面な面あしやがって「貴様は何んだ」と放言くから「虫」だと言ってくれたのよ。
かんかん虫 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
白坊主等しろばうずら夫婦ふうふしてうなつてら」など放言はうげんすることすらあるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)