トップ
>
繖
ふりがな文庫
“繖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かさ
40.0%
きぬがさ
20.0%
さん
20.0%
キヌカサ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさ
(逆引き)
時は春の盛りで、雨のふる夕暮れに、彼はいつものように坡を見まわっていると、ひとりの女が上下ともに青い物を着けて、青い
繖
(
かさ
)
をいただいて、あとから追って来た。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
繖(かさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きぬがさ
(逆引き)
繖
(
きぬがさ
)
山脈と呼ばれている。その一峰に、往昔、近江守護、六角、佐佐木氏の居城のあった観音寺山がある。その山頂にある観音寺は西国第三十三番の札所である。
澪標
(新字新仮名)
/
外村繁
(著)
繖(きぬがさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さん
(逆引き)
嘿斎
(
ぼくさい
)
曰
(
いはく
)
、すべて祭礼に用ふる
傘矛
(
かさぼこ
)
といへる物は
古
(
いにし
)
へ
羽葆葢
(
うほかい
)
の字を
訓
(
よめ
)
り、
所謂
(
いはゆる
)
繖
(
さん
)
にして(きぬかさとよむ)
神輿鳳輦
(
しんよほうれん
)
を
覆
(
おほ
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
るべき
錦蓋
(
きんかい
)
也といへり。
猶
(
なほ
)
説
(
せつ
)
ありしが長ければ
省
(
はぶ
)
く。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
繖(さん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
キヌカサ
(逆引き)
其柱の下に立てかけられた竹の枝につけた
繖
(
キヌカサ
)
や男女の形代は、雛祭りが東風輸入であつたことの俤を遺して居ると同時に、此笹が
笠間神
(
カサマノカミ
)
の依代である事を示すもので、枝に
下
(
サ
)
げられた繖は
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
繖(キヌカサ)の例文をもっと
(1作品)
見る
繖
漢検1級
部首:⽷
18画
“繖”を含む語句
繖形花
綿繖糸
繖形
繖傘小提灯
繖形科
繖形花序
繖形花顫動
繖状
聚繖
“繖”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
外村繁
岡本綺堂
折口信夫