“下(はず)” の例文
祗園(ぎおん)の祭には青簾(あおすだれ)を懸けては下(はず)し、土用の丑(うし)の鰻(うなぎ)も盆の勘定となって、地獄の釜の蓋(ふた)の開くかと思えば、直(じき)に仏の花も捨て、それに赤痢の流行で芝居の太鼓も廻りません。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)