モト)” の例文
唯うつとりと、塔のモトから近々と仰ぐ、二上山の山肌に、ウツの目からは見えぬ姿をオモようとして居るのであらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
杓のモト小さくかなしや甘茶仏
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)
唯うつとりと、塔のモトから近々と仰ぐ、二上山の山肌に、ウツの目からは見えぬ姿をオモようとして居るのであらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯うつとりと、塔のモトから近々と仰ぐ、二上山の山肌に、ウツの目からは見えぬ姿をオモようとして居るのであらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
稀には「等しい境遇が、等しい生活及び伝承を生む」と言ふ信ずべき仮説のモトに、かけ離れた国々の人の生活・しきたりを孕んだ心持ちから、暗示を受けようと考へてゐる。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)