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粗服
ふりがな文庫
“粗服”の読み方と例文
読み方
割合
そふく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そふく
(逆引き)
これが町奉行の大岡越前守とは知る由もない栄三郎、よし
零落
(
おちぶ
)
れて
粗服
(
そふく
)
をまとうとも、面識のない武士には対等に出る。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
小文治は、家に取ってかえすと、しばらくあって、
粗服
(
そふく
)
ながら、たしなみのある
旅支度
(
たびじたく
)
に、大小を差し、例の
朱柄
(
あかえ
)
の
槍
(
やり
)
をかついで、ふたたびでてきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見る者なかりしと
爰
(
こゝ
)
に
浪人體
(
らうにんてい
)
の
侍
(
さむらひ
)
の身には
粗服
(
そふく
)
を
纏
(
まと
)
ひ二月の
餘寒
(
よかん
)
烈
(
はげし
)
きに
羊羹色
(
やうかんいろ
)
の
絽
(
ろ
)
の羽織を着て麻の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
はき
)
柄
(
つか
)
の
解
(
はづ
)
れし大小を
帶
(
たい
)
せし者
常樂院
(
じやうらくゐん
)
の表門へ進み
入
(
いら
)
んとせしが寺内の
嚴重
(
げんぢう
)
なる
形勢
(
ありさま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
粗服(そふく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“粗服”の意味
《名詞》
粗服(そふく)
粗末な衣服。粗悪な衣服。
(出典:Wiktionary)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗漏
粗暴
“粗服”のふりがなが多い著者
作者不詳
林不忘
吉川英治