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時服
ふりがな文庫
“時服”の読み方と例文
読み方
割合
じふく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じふく
(逆引き)
秀吉はこの少年使者がよほど気にいったとみえ、その夜は大坂城に泊めて馳走し、翌日、
時服
(
じふく
)
と刀を与えて、郷里へ帰した。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
当主がみずから臨場して、まず先代の位牌に焼香し、ついで殉死者十九人の位牌に焼香する。それから殉死者遺族が許されて焼香する、同時に御紋附
上下
(
かみしも
)
、同
時服
(
じふく
)
を拝領する。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
暁
(
あけ
)
の七つから一門、
譜代
(
ふだい
)
大名、三千石以上の諸役人が続々と年始の拝礼に参上して、
太刀
(
たち
)
目録を献上する。大中納言、参議中将、五位の諸太夫等には
時服
(
じふく
)
二
領
(
りょう
)
ずつ下し置かれる。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
時服(じふく)の例文をもっと
(9作品)
見る
“時服”の意味
《名詞》
気候に合わせて着る衣服。
朝廷、将軍から年二回臣下に賜る衣服。
(出典:Wiktionary)
“時服”の解説
時服(じふく)は、毎年、春と秋とに、または夏と冬とに、朝廷から衣服の資を名目として皇親以下諸臣に支給された禄である。皇親に支給されたものをとくに王禄と呼び、特に対象を女王とする場合には女王禄と称した。
(出典:Wikipedia)
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“時”で始まる語句
時
時分
時雨
時間
時鳥
時々
時計
時刻
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時節
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“時服”のふりがなが多い著者
作者不詳
林不忘
吉川英治
山本周五郎
久生十蘭
森鴎外