“しいた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シイタ
語句割合
98.2%
0.9%
0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盛綱は、おかしがって語ったが、頼朝は、それは不愍ふびんなことだ、下賤げせんの者をしいたげたと聞えては、頼朝が生涯の汚名おめいというものである。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泉鏡花氏の書いたものによると、「正月はどうこまで、からから山のしいたまで……」という童謡を「故郷のらは皆師走しわすに入って、なかば頃からぎんずる」
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
島原の領主が暴政をほしいままにして人民をしいたげ、年貢の外にあらゆる名目をつけて重税を課し、之に応じない者は厳罰に処し、或ひは妻女を捕へて水責にする習はしであつたが