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畳算
ふりがな文庫
“畳算”の読み方と例文
旧字:
疊算
読み方
割合
たたみざん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たたみざん
(逆引き)
雪はその日の
夕
(
くれ
)
にやんだが、外記は来なかった。その明くる夜も
畳算
(
たたみざん
)
のしるしがなかった。その次の日に
中間
(
ちゅうげん
)
の角助が手紙を持って来た。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「馬鹿あ言え。
畳算
(
たたみざん
)
より目の子算用を先に覚えようという今時の
芸妓
(
げいしゃ
)
に、
若干
(
なにがし
)
か自腹を切らせたなあ、大したもんだ、どれちょっと見せねえ、よ、ちょっと拝ませねえかよ。」
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いいえ、それはわかりませんが、いまね、この婆が
畳算
(
たたみざん
)
で
占
(
うらな
)
ってみたところ、あなた、三度やり直しても同じ事、どうしても御男子。私の占いは当りますよ。旦那、おめでとうございます。」
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
畳算(たたみざん)の例文をもっと
(4作品)
見る
畳
常用漢字
中学
部首:⽥
12画
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“畳”で始まる語句
畳
畳紙
畳敷
畳句
畳付
畳半
畳数
畳廊下
畳々
畳屋
“畳算”のふりがなが多い著者
正岡子規
泉鏡花
岡本綺堂
太宰治