“畳半”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうはん50.0%
でうはん25.0%
でふはん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正吉しょうきちのいる、四畳半じょうはんで、二人ふたり勉強べんきょうするにはすこしくらすぎるから、あたらしくまどをつけてやりたい。」と、はははなしているのをきました。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ふすま開放あけはなしたちやから、其先そのさきの四畳半でうはん壁際かべぎは真新まあたらしい総桐さうぎり箪笥たんすが一さをえる。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
ふと、あるひわらひとがあるかもれぬ。が、それ秘密ひみつがなかつたをりのことで、つたら、それこそ大事だいじだ。わたしむし此不安このふあんすために、そつと四畳半でふはん忍込しのびこんだ。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)