“夕(よひ)” の例文
昼は九九しみらに打臥(ふ)して、夕(よひ)々ごとには壠(つか)のもとに詣(まう)でて見れば、小草はやくも繁(しげ)りて、虫のこゑすずろに悲し。
世にも悲しげなる形(さま)して、花をたむけ水を灌(そそ)ぎたるを見て、あな哀れ、わかき御許(おもと)のかく一〇二気疎(けうと)きあら野にさまよひ給ふよといふに、女かへり見て、我が身夕(よひ)々ごとに詣で侍(はべ)るには