“預金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずけきん33.3%
あづかりきん33.3%
よきん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
預金あずけきん取扱とりあつかかたも御存じでしょうが、此の金を預けてから七年になるから、七しゅにしても、千四百七十円になりますが、利息を付けて貰わなけりゃアならねえぜ
三四郎は手をして、帳面を受取つた。真中まんなか小口こぐち当座預金あづかりきん通帳とあつて、横に里見美禰子殿と書いてある。三四郎は帳面と印形を持つた儘、女の顔を見て立つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
すると、このむらに、大金持おおがねもちで、たくさんの小作人こさくにん使用しようして、また銀行ぎんこう預金よきんをして、なにをすることもなく、おくっている人間にんげんがありました。しいものは、なんでもいました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)