“預所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずかりしょ33.3%
あずけじょ33.3%
クローク33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クローク(預所あずかりしょ)とかで、青衿が、外套を受取って、着せてくれて、帽子、ステッキ、またどうぞ、というのが、それ覚えてか、いつのこと……。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
妾は、食事がすむとちょっと博士に挨拶あいさつして、すぐ帰るつもりで下へ降りて、携帯品預所あずけじょへコートを受けとりに行ったのです。
華やかな罪過 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
裝飾電燈シヤンデリア輝く溜間ロビーには夜の裝ひを凝らした紳士淑女の群、その玄關先に自動車を乘り捨てたソオル主任警部とエリクソン署長は外套を預所クロークに置くと、すぐ支配人に面會を求めた。