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預
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あずけ
ふりがな文庫
“
預
(
あずけ
)” の例文
奉「亥太郎、森松、國藏、其の方どもが
上
(
かみ
)
を偽る段不届であるぞ、五十日間手錠組合
預
(
あずけ
)
を申付ける、文治郎其の方ことは吟味中
揚屋入
(
あがりやいり
)
を申付ける」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
女房は独り機嫌悪く、
由緒
(
よし
)
なき
婦人
(
おんな
)
を引入れて、
蒲団
(
ふとん
)
は汚れ畳は台無し。
鶏卵
(
たまご
)
の氷のと喰べさせて、
一言
(
ひとこと
)
の礼も聞かず。流れ渡った
洋犬
(
かめ
)
でさえ骨一つでちんちんお
預
(
あずけ
)
はするものを。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前晩
(
ぜんばん
)
酉の刻から、九郎右衛門とりよとを載せるために、酒井家でさし立てた二
挺
(
ちょう
)
の乗物は、辻番所に来て控えていたのである。九郎右衛門、文吉は本多某に、りよは神戸に
預
(
あずけ
)
られた。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
銀行に預けるは
扨
(
さて
)
置き、その
預
(
あずけ
)
た紙幣の大小を
一寸
(
ちょいと
)
私に取替えて
本
(
もと
)
の姿を変えることも気が
済
(
す
)
まない。
如何
(
どう
)
でも
是
(
こ
)
れは
持
(
もっ
)
て生れた藩士の根性か、
然
(
しか
)
らざれば書生の机の
抽斗
(
ひきだし
)
の会計法でしょう。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
城をも、切角の戦利品をも、お
預
(
あずけ
)
になったのね。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
預
常用漢字
小6
部首:⾴
13画
“預”を含む語句
御預
預所
預金
預言者
預物
杜預
預置
預想
預言
永預
預防
預託品
預諸
預金通帳
預算
預替
頭預
預姫
預弟子
預察
...