“マトレス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
布団50.0%
蒲団50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不潔というより病菌の巣のような感じだった部屋の光景と、布団マトレスをはがされていた鉄寝台の異様な印象は、いつまでも伸子につきまとった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「だって、——じゃ、どうして寝台の布団マトレスがはがれているの? ほかに何か思いあたること?」
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
粗末な鉄の寝台から、どういうわけか布団マトレスがはぎとられていて、不潔な床に、つめ藁のはみ出た肱かけ椅子が二つあるきりだった。そこには、まともなものが、なに一つなかった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
そして枕や蒲団マトレスなぞの香気が抜ける時は、奴隷に命じて詰め替えさせていた、贅沢品の一種であったろうと史家は見ているのであります。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
その他先程申し上げました薬草プリゴネは世界の医学界に課題を投じましょうし、枕や蒲団マトレスに入れる正体不明の詰物ももう一度執り上げられましょう。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
寝台の蒲団マトレスや枕の中に詰めてあったものは、ことごとくこれとまったく同一物質のものだったのであります。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)