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かいまき
ふりがな文庫
“かいまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
掻巻
77.5%
掻卷
11.8%
抱卷
2.9%
抱巻
2.9%
小衾
1.0%
掻捲
1.0%
臥被
1.0%
袍巻
1.0%
被
1.0%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻巻
(逆引き)
栄二がもう起きるようすのないことを認めてから、おのぶは小座敷を出てゆき、
掻巻
(
かいまき
)
を持って戻ると、栄二の躯へそっと掛けてやった。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
かいまき(掻巻)の例文をもっと
(50作品+)
見る
掻卷
(逆引き)
時
(
とき
)
に、
毛
(
け
)
一筋
(
ひとすぢ
)
でも
動
(
うご
)
いたら、
其
(
そ
)
の、
枕
(
まくら
)
、
蒲團
(
ふとん
)
、
掻卷
(
かいまき
)
の
朱鷺色
(
ときいろ
)
にも
紛
(
まが
)
ふ
莟
(
つぼみ
)
とも
云
(
い
)
つた
顏
(
かほ
)
の
女
(
をんな
)
は、
芳香
(
はうかう
)
を
放
(
はな
)
つて、
乳房
(
ちぶさ
)
から
蕊
(
しべ
)
を
湧
(
わ
)
かせて、
爛漫
(
らんまん
)
として
咲
(
さ
)
くだらうと
思
(
おも
)
はれた。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かいまき(掻卷)の例文をもっと
(12作品)
見る
抱卷
(逆引き)
暖
(
あたゝか
)
に
寢
(
ね
)
かす事ならず
豫
(
かね
)
て金二分に
質入
(
しちいれ
)
せし
抱卷
(
かいまき
)
蒲團
(
ふとん
)
有
(
あれ
)
ども其日を送る事さへ心に
任
(
まか
)
せねば
質
(
しち
)
を出す金は
猶更
(
なほさら
)
なく其上吉之助一人口が
殖
(
ふゑ
)
難儀
(
なんぎ
)
の事故夫婦は
膝
(
ひざ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
かいまき(抱卷)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
抱巻
(逆引き)
火桶
(
ひおけ
)
をひき寄せ、机に
凭
(
もた
)
れて、もの思いに
耽
(
ふけ
)
っていたが、やっぱり酔っていたのだろう、そのままうたた寝をしたらしい、眼をさますと背に
抱巻
(
かいまき
)
が掛けてあった。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
かいまき(抱巻)の例文をもっと
(3作品)
見る
小衾
(逆引き)
猶
小衾
(
かいまき
)
を額の上までずうッと
揺
(
ゆす
)
り上げて
被
(
かぶ
)
ったなり口もきゝませんから、新五郎は手持無沙汰にお園の部屋を出ましたが、是が因果の
始
(
はじま
)
りで、猶更お園に念がかゝり、
敵
(
かたき
)
同士とは知らずして
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かいまき(小衾)の例文をもっと
(1作品)
見る
掻捲
(逆引き)
父よりも母よりも、艶子さんよりも澄江さんよりも、家の六畳の間が恋しくなった。戸棚に
這入
(
はい
)
ってる
更紗
(
さらさ
)
の布団と、
黒天鵞絨
(
くろびろうど
)
の
半襟
(
はんえり
)
の掛かった中形の
掻捲
(
かいまき
)
が恋しくなった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かいまき(掻捲)の例文をもっと
(1作品)
見る
臥被
(逆引き)
宗近の
阿父
(
おとっ
)
さんは、
鉄線模様
(
てっせんもよう
)
の
臥被
(
かいまき
)
を二尺ばかり離れて、どっしりと尻を
据
(
す
)
えている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かいまき(臥被)の例文をもっと
(1作品)
見る
袍巻
(逆引き)
二人とも心地よさそうに
体
(
からだ
)
をくつろげて、あぐらをかいて、火鉢を中にして煙草を吹かしている、六番の客は
袍巻
(
かいまき
)
の
袖
(
そで
)
から白い腕を
臂
(
ひじ
)
まで出して巻煙草の灰を落としては、
喫
(
す
)
っている。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
かいまき(袍巻)の例文をもっと
(1作品)
見る
被
(逆引き)
女は起って
榻
(
ねだい
)
の上にあがった。南はぼんやりそれを見ていた。女は榻にあがって横になるなり、
被
(
かいまき
)
を取って顔の上から被った。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かいまき(被)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
かいま
をぶすま
かひまき
けえまき
ふとん
あふ
おい
おお
おおい
おほ