“黒天鵞絨”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くろびろうど75.0%
くろビロウド16.7%
くろビロード8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“黒天鵞絨”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)5.3%
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎4.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
戸棚に這入はいってる更紗さらさの布団と、黒天鵞絨くろびろうど半襟はんえりの掛かった中形の掻捲かいまきが恋しくなった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
着物はまたこの當時の型によつて、紫色の服地で出來てゐて、黒天鵞絨くろびろうどのスペイン風の飾りが目立つてゐた。
床を前に置炬燵おきごたつにあたっているのが房さんで、こっちからは、黒天鵞絨くろビロウドの襟のかかっている八丈の小掻巻こがいまきをひっかけた後姿が見えるばかりである。
老年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
幕を切て落すと花の釣枝と霞幕とに装はれたる朱塗の楼門見事にて、芝翫しかんの五右衛門、大百だいびゃくに白塗立て、黒天鵞絨くろビロウド寛博どてら素一天すいってん吹貫ふきぬき
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
梯子段に近い明かり取り窓の下に、黒天鵞絨くろビロードの洋服を着た盲目の少女が夕陽ゆうひの中の鉄棒の影のように立っている。
宝石の序曲 (新字新仮名) / 松本泰(著)