小衾かいまき)” の例文
小衾かいまきを額の上までずうッとゆすり上げてかぶったなり口もきゝませんから、新五郎は手持無沙汰にお園の部屋を出ましたが、是が因果のはじまりで、猶更お園に念がかゝり、かたき同士とは知らずして
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)