袍巻かいまき)” の例文
二人とも心地よさそうにからだをくつろげて、あぐらをかいて、火鉢を中にして煙草を吹かしている、六番の客は袍巻かいまきそでから白い腕をひじまで出して巻煙草の灰を落としては、っている。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)