“弾反”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はねかえ50.0%
はねかえり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というと研屋とぎやの五助、わめいて、むッくとね起きる。炬燵の向うにころりとせ、貧乏徳利を枕にして寝そべっていた鏡研かがみとぎの作平、もやい蒲団ぶとん弾反はねかえされて寝惚声ねぼげごえ
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
実に苦痛に満ちた震揺を受けたからである。四本の脚の一本一本の足踏が、私を空中に衝き上げ、その度に十数回の弾反はねかえりが伴った。私は早速馬を引きとめた。