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はねかえ
ふりがな文庫
“はねかえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
刎返
45.5%
跳返
22.7%
撥返
22.7%
弾反
4.5%
弾返
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刎返
(逆引き)
この間まで丸で朝鮮人見たような奴が、恐ろしい権幕を
以
(
もっ
)
て呉れる物を
刎返
(
はねかえ
)
して、
伯夷
(
はくい
)
、
叔斉
(
しゅくせい
)
のような高潔の士人に
変化
(
へんか
)
したとは、何と激変ではあるまいか。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
はねかえ(刎返)の例文をもっと
(10作品)
見る
跳返
(逆引き)
痩
(
や
)
せた
女
(
ひと
)
の
股
(
もも
)
ほどもある腕をもっている体格の、腕力の強い母親だった。ドサリと背中へ乗りかけられてしまうと、
跳返
(
はねかえ
)
すことなどは出来なかった。
旧聞日本橋:04 源泉小学校
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
はねかえ(跳返)の例文をもっと
(5作品)
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撥返
(逆引き)
此処
(
こゝ
)
へ大橋の方から
前橋
(
まえばし
)
の
松屋新兵衞
(
まつやしんべえ
)
が駈付けてまいりましたが、人ごみで少しも歩けませぬ、
突退
(
つきの
)
け
撥返
(
はねかえ
)
し、
或
(
あるい
)
は打たれ或は
敲
(
たゝ
)
かれ、転がるように駈出しましたが
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はねかえ(撥返)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
弾反
(逆引き)
というと
研屋
(
とぎや
)
の五助、
喚
(
わめ
)
いて、むッくと
弾
(
は
)
ね起きる。炬燵の向うにころりとせ、貧乏徳利を枕にして寝そべっていた
鏡研
(
かがみとぎ
)
の作平、もやい
蒲団
(
ぶとん
)
を
弾反
(
はねかえ
)
されて
寝惚声
(
ねぼげごえ
)
で
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はねかえ(弾反)の例文をもっと
(1作品)
見る
弾返
(逆引き)
そうした不用意の誘惑から来た男の誘惑を、
弾返
(
はねかえ
)
すだけの意地が、自分になかったことが悲しまれた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
はねかえ(弾返)の例文をもっと
(1作品)
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