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こづか
ふりがな文庫
“こづか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小柄
51.7%
小遣
28.2%
小使
6.7%
小塚
4.7%
小費
4.0%
小刀
2.0%
小束
1.3%
小突
0.7%
小剣
0.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小柄
(逆引き)
いい渡すと小次郎は、何思ったか、
小柄
(
こづか
)
でそこの樹の皮を削りだした。又八の頭の上に、削られた松の皮が落ちて、
襟
(
えり
)
の中まで入った。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こづか(小柄)の例文をもっと
(50作品+)
見る
小遣
(逆引き)
つまらない、
廃
(
よ
)
せばいいのにと思った。気の毒だと思った。それでも清は可愛がる。折々は自分の
小遣
(
こづか
)
いで
金鍔
(
きんつば
)
や
紅梅焼
(
こうばいやき
)
を買ってくれる。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こづか(小遣)の例文をもっと
(42作品)
見る
小使
(逆引き)
木
(
き
)
が
弱
(
よわ
)
ったと
知
(
し
)
ると、
学校
(
がっこう
)
じゅうは、たいへんなものでした。
先生
(
せんせい
)
も、
生徒
(
せいと
)
も、
小使
(
こづか
)
いもみんな
桜
(
さくら
)
の
木
(
き
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うえ
)
を
心配
(
しんぱい
)
しました。
学校の桜の木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こづか(小使)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
小塚
(逆引き)
しからば、その公許の塩づけ貯蔵個所なるものは、そもそもどこであるか?——右門の判断を待つまでもなく、それは鈴ガ森と
小塚
(
こづか
)
ッ
原
(
ぱら
)
の二個所です。
右門捕物帖:02 生首の進物
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
こづか(小塚)の例文をもっと
(7作品)
見る
小費
(逆引き)
酔っ払っちゃあどこの家へも
這入
(
はい
)
りこんで、宿を貸せの、
小費
(
こづか
)
いを出せの、文句をいえば、暴れ廻るし、いやもう
手古
(
てこ
)
ずり抜いたものとみえまさ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こづか(小費)の例文をもっと
(6作品)
見る
小刀
(逆引き)
「——騒ぐのはおよしなさい。わたしの側には手頃な
小刀
(
こづか
)
がありますからね、じたばたすると
掌
(
てのひら
)
を窓板へ、
鰻
(
うなぎ
)
の首を
刺
(
と
)
めるように、プツンと縫ってしまいますよ……」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こづか(小刀)の例文をもっと
(3作品)
見る
小束
(逆引き)
四隣
(
あたり
)
に人無きを見済まして乙女の背後より追ひ縋り、足音を聞いて振り返る処を、抜く手を見せず
袈裟掛
(
けさが
)
けに斬り倒ふし、衣服を剥ぎて胸を
露
(
あら
)
はし、
小束
(
こづか
)
を
逆手
(
さかで
)
に持ちて
鳩骨
(
みぞおち
)
を切り開き
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こづか(小束)の例文をもっと
(2作品)
見る
小突
(逆引き)
そして
斷
(
た
)
えず其の考に
小突
(
こづか
)
かれるのであるから、神經は次第にひ
弱
(
よわ
)
となツて、
頬
(
ほゝ
)
の肉は
剡
(
こ
)
ける、顏の色は
蒼白
(
あをじろ
)
くなる
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
そして
斷
(
た
)
えず其の考に
小突
(
こづか
)
かれるのであるから、神經は次第にひ
弱
(
よわ
)
となツて、
頬
(
ほゝ
)
の肉は
剡
(
こ
)
ける、顏の色は
蒼白
(
あをじろ
)
くなる、誰が見てもカラ元氣のない
不活發
(
ふくわつぱつ
)
な青年となツて[#
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
こづか(小突)の例文をもっと
(1作品)
見る
小剣
(逆引き)
「さてこそ
曲者
(
くせもの
)
!」と甚五衛門は、思わず空を振り仰いだ。「えい!」と空に掛け声あって、
発止
(
はっし
)
と飛びくる鋭い
小剣
(
こづか
)
。それを片袖に縫い止めながら甚五衛門は大音に
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こづか(小剣)の例文をもっと
(1作品)
見る
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