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小束
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こづか
ふりがな文庫
“
小束
(
こづか
)” の例文
つゞいて焼香の家康が黙祷を終つて
小束
(
こづか
)
をぬいて大きな手で頭を抑へてヂョリヂョリとやりだしたので一座の面々目を見合せた。各々覚悟をかためて焼香のたびに髷をきる。
我鬼
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
四隣
(
あたり
)
に人無きを見済まして乙女の背後より追ひ縋り、足音を聞いて振り返る処を、抜く手を見せず
袈裟掛
(
けさが
)
けに斬り倒ふし、衣服を剥ぎて胸を
露
(
あら
)
はし、
小束
(
こづか
)
を
逆手
(
さかで
)
に持ちて
鳩骨
(
みぞおち
)
を切り開き
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父