“小塚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こづか87.5%
おづか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝馬町の牢からお助けしなければならない。でなければ、おふたりはあすは小塚こづかはらで首をきられるのだよ——わかったかえ
幻術天魔太郎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
しからば、その公許の塩づけ貯蔵個所なるものは、そもそもどこであるか?——右門の判断を待つまでもなく、それは鈴ガ森と小塚こづかぱらの二個所です。
係りの検事はつとに令名のある小塚おづか氏だった。小塚検事は多年刑事裁判に従事した人とは思えない温顔に、流石に対手の心の底まで見抜くような透き通った眼で支倉を見据えながら、徐々に訊問をした。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)