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こがたな
ふりがな文庫
“こがたな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小刀
96.1%
彫刀
3.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小刀
(逆引き)
われわれ彫刻家が木彫の道具、殊に
小刀
(
こがたな
)
を大切にし、まるで生き物のように此を愛惜する様は人の想像以上であるかも知れない。
小刀の味
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
しかし懐剣をもって
歩行
(
ある
)
くだけはあぶないから
真似
(
まね
)
ない方がいいよ。大学の教師が懐剣ならリードルの教師はまあ
小刀
(
こがたな
)
くらいなところだな。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こがたな(小刀)の例文をもっと
(49作品)
見る
彫刀
(逆引き)
翌日一日、隠れ家で、細工場の机に坐っても、仕事に気が乗らず
彫刀
(
こがたな
)
を取り上げてはすぐに投げ捨てたり、腕組をしては生あくびをしたりしつづけていた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
そして彫りかけの観音像を膝の上に抑え、
彫刀
(
こがたな
)
を
把
(
と
)
って、一念にまた、新しい木の屑を散らしはじめた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すぐ、武蔵はまたかがみ込んで、
彫刀
(
こがたな
)
を
把
(
と
)
る。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こがたな(彫刀)の例文をもっと
(2作品)
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“こがたな”の意味
《名詞》
こがたな【小刀】
ものを削ったり、細工をするときに用いる小形の刃物の総称。ナイフ。
小さな刀。
刀の鞘に差し添える小さな刀。小柄。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かたな
こづか
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ナイフ
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