“わきざし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脇差91.3%
脇指7.6%
小刀1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古風にさしたり袋棚ふくろだなの戸二三寸明し中より脇差わきざしこじりの見ゆれば吉兵衞は立寄たちよりて見れば鮫鞘さめざやの大脇差なり手に取上とりあげさやを拂て見るに只今人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
昔の武士でも川狩に行く時は大概大小をたばさむやうの事はなく脇指わきざし一本位で行つたらうと思ふが、脇指でも刀といふであらうか。その上
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
話し是は親方の小刀わきざしなり先年ゆく方知ずとなりし三人のうち練馬藤兵衞へしかと私が手からかしつかはした代物しろもの故行先を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)