“期日”の読み方と例文
読み方割合
きじつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ此(この)秘密造船所(ひみつぞうせんじよ)を出(い)づる前(まへ)に、一言(ひとこと)聽(き)きたきは、海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)の竣成(しゆんせい)の期日(きじつ)と、此(この)艇(てい)の如何(いか)に命名(めいめい)されるかとの點(てん)である。大佐(たいさ)は私(わたくし)の問(とひ)に對(たい)して、悠々(ゆう/\)と鼻髯(びせん)を捻(ひね)りつゝ
今(いま)吾等(われら)は、重大(ぢゆうだい)の使命(しめい)を帶(お)びながら、何時(いつ)大陸(たいりく)へ着(つ)くといふ目的(あて)も無(な)く、此儘(このまゝ)に空中(くうちう)に漂蕩(へうたう)して居(を)つて、其間(そのあひだ)に空(むな)しく豫定(よてい)の期日(きじつ)を經※(けいくわ)してしまつた事(こと)ならば、後悔(こうくわい)臍(ほぞ)を噛(か)むとも及(およ)ぶまい。
兎(と)も角(かく)も、目下(もつか)の急(きふ)丈(だ)けを、かの軍艦(ぐんかん)に助(たす)けられて、何處(いづこ)でもよい、最近(さいきん)の大陸地方(たいりくちほう)に送(おく)り屆(とゞ)けて貰(もら)つたならば、其後(そのゝち)は必死(ひつし)に奔走(ほんさう)して、如何(どう)にかして、豫定(よてい)の期日(きじつ)までに約束(やくそく)の凖備(じゆんび)を整(とゝの)へて