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きじつ
ふりがな文庫
“きじつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
忌日
90.0%
期日
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忌日
(逆引き)
蕪村
(
ぶそん
)
は
天明
(
てんめい
)
三年十二月二十四日に歿したれば
節季
(
せっき
)
の混雑の中にこの世を去りたるなり。しかるにこの
忌日
(
きじつ
)
を太陽暦に引き直せば西洋紀元千七百八十四年一月十六日金曜日に当るとぞ。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
秋暑
(
しゅうしょ
)
の
一日
(
いちにち
)
物かくことも苦しければ身のまはりの手箱
用箪笥
(
ようだんす
)
の
抽斗
(
ひきだし
)
なんど取片付るに、ふと上田先生が書簡四、五通をさぐり得たり。先生
逝
(
ゆ
)
きて既に三年今年の
忌日
(
きじつ
)
もまた過ぎたり。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
きじつ(忌日)の例文をもっと
(9作品)
見る
期日
(逆引き)
たゞ
此
(
この
)
秘密造船所
(
ひみつぞうせんじよ
)
を
出
(
い
)
づる
前
(
まへ
)
に、
一言
(
ひとこと
)
聽
(
き
)
きたきは、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
竣成
(
しゆんせい
)
の
期日
(
きじつ
)
と、
此
(
この
)
艇
(
てい
)
の
如何
(
いか
)
に
命名
(
めいめい
)
されるかとの
點
(
てん
)
である。
大佐
(
たいさ
)
は
私
(
わたくし
)
の
問
(
とひ
)
に
對
(
たい
)
して、
悠々
(
ゆう/\
)
と
鼻髯
(
びせん
)
を
捻
(
ひね
)
りつゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今
(
いま
)
吾等
(
われら
)
は、
重大
(
ぢゆうだい
)
の
使命
(
しめい
)
を
帶
(
お
)
びながら、
何時
(
いつ
)
大陸
(
たいりく
)
へ
着
(
つ
)
くといふ
目的
(
あて
)
も
無
(
な
)
く、
此儘
(
このまゝ
)
に
空中
(
くうちう
)
に
漂蕩
(
へうたう
)
して
居
(
を
)
つて、
其間
(
そのあひだ
)
に
空
(
むな
)
しく
豫定
(
よてい
)
の
期日
(
きじつ
)
を
經※
(
けいくわ
)
してしまつた
事
(
こと
)
ならば、
後悔
(
こうくわい
)
臍
(
ほぞ
)
を
噛
(
か
)
むとも
及
(
およ
)
ぶまい。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も、
目下
(
もつか
)
の
急
(
きふ
)
丈
(
だ
)
けを、かの
軍艦
(
ぐんかん
)
に
助
(
たす
)
けられて、
何處
(
いづこ
)
でもよい、
最近
(
さいきん
)
の
大陸地方
(
たいりくちほう
)
に
送
(
おく
)
り
屆
(
とゞ
)
けて
貰
(
もら
)
つたならば、
其後
(
そのゝち
)
は
必死
(
ひつし
)
に
奔走
(
ほんさう
)
して、
如何
(
どう
)
にかして、
豫定
(
よてい
)
の
期日
(
きじつ
)
までに
約束
(
やくそく
)
の
凖備
(
じゆんび
)
を
整
(
とゝの
)
へて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
きじつ(期日)の例文をもっと
(1作品)
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